出口晴翔のプロフィールは?陸上競技400mハードラー高校世代で世界一

400mハードルで18歳以下の世界一になった選手が福岡にいます。

東福岡高校の出口晴翔(でぐちはると)選手。

大きな一歩で世界を目指す[birth day="20010923"]歳です。

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出口晴翔選手のプロフィールは?

出口晴翔選手の生年月日は、2001年9月23日です。

出身地は、福岡県京都群苅田町です。

小学校2年からスイミングに通ってましたが、小学校5年から陸上に専念することに。

出口選手は186cmの長身、体重は74kg。

ストライドの大きな走りが持ち味です。

2018年10月、18歳以下でアルゼンチンで行われたユースオリンピックで金メダルに輝きました。

今シーズンの目標は、世界選手権銅メダリストの為末大さんが持つ高校記録の更新。

20年以上破られていない記録です。

出口選手

陸上選手

すごい挑戦になると思います。

高校生活最後の年、歴代でも一番を狙いたいです。

 

記録更新に向けてストライドを伸ばす

記録更新に向けて今シーズン取り組んでいるのが、持ち前の大きなストライドを更に伸ばすことです。

一歩でより遠くまで進むことで、スピードアップにつなげるのが狙いです。

400mの中で超えるハードルは10台。

殆どの選手は、それぞれのハードルの間の歩数を決めて走っています。

出口選手はこれまで15歩でしたが、前半の5台目までを13歩に。

全盛期の為末さんと同じ歩数にしようとしています。

ハードル間の距離は35m。

スピードを保ったまま13歩で到達するのは難しく、高校生年代で挑戦する選手は多くありません。

出口選手

陸上選手

将来、世界に出て勝てる選手になりたいです。

今のうちから13歩でどんどんやって、シニアの大会に出ても戦っていけるようにしたいです。

実践で13歩に挑戦し始めてまだ1ヶ月ほど、思い切って飛べません。

ストライドが足りず踏み切れる位置まで届かないのです。

15歩のときでも踏み切る位置は2m近く離れていました。

より近くから踏み切れるようにストライドを広げる必要がありました。

出口選手は、普段の走りからストライドを広げることを意識して冬場からトレーニングを積み重ねてきました。

更に取り組んだのが、股関節を柔らかくするためのトレーニングです。

ハードルを一番低く設定しくぐります。

股関節の可動域を広げることで、ストライドを伸ばそうとしています。

もともと体が硬いという出口選手。

半年以上続け、だんだんと柔らかくなりました。

 

出口晴翔選手 シニア大会で優勝

2019年4月30日に行われた福岡県選手権。

大学生や社会人が出場する大会で13歩に挑戦です。

あいにくの雨、高記録を出すのは難しいコンディションです。

しかし、出口選手はみごと13歩で飛びました。

後半は失速しましたが競り勝ちました。

タイムは51秒83。(51秒17自己ベスト)

自己ベストの更新にはなりませんでしたが、シニアの大会でみごと優勝しました。

前半の5台目までのタイムを自己ベストの走りと比べると-0秒57以上も早く、13歩の成果がでていました。

 

前半5台目までのタイム
自己ベスト時 23秒47
今回  22秒90 (-0秒57)

 

後半の失速を抑えて大幅な記録更新へ。

高い目標に向かって高校最後のシーズンが始まりました。

 

出口選手

陸上選手

目標はインターハイ 国体 U-20日本選手権の三冠と49秒09の(高校)日本新記録です。

あきらめずに頑張っていきたいです。

 

まとめ

400mハードルの高さは、シニアの男子の400mで91.4cm。

出口選手は13歩に挑戦中で、ストライドを広げてますので飛び越えるときに距離を稼ぎたいんですよね。

その為には、より高く足を上げて遠くに着地しなければならないのです。

柔軟性、そしてスピードがないとまずストライドは大きくなっていきません。

股関節の柔らかさが必要なんです。

これからも大いに期待が高まる選手ですね。

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