福岡市中学校の標準服とは?新しいデザインと着心地は?

中学校で着用が推奨される標準服(制服)についてです。

最近はブレザーの学校も増えているのですが、今でも男子は詰襟、女子はセーラー服という学校が多いのではないでしょうか?

中学校の標準服ですが、福岡市教育委員会が見直しをすすめています。

検討委員会がモデル服を公開しました。

 

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新しくなった中学校の制服とは?

最終案として公開された新しい標準服のモデル服は、男女共にブレザーで紺を基調としたデザインになっています。

モデル服にはスラックスとスカート、それにスカートのように見えますがズボンになっているキュロットタイプです。

生徒は3種類から好きなものを着ることができます。

福岡市教育委員会が標準服の検討委員会を2018年6月に発足させました。

そして、市内の中学校の校長や有識者らが新たな標準服の導入に向けて協議を重ねてきました。

 

標準服の気になるのは値段は?

価格は、33,800円です。

今の標準服と同じ3万円代を想定して、大きくは変わらないとのことです。

福岡市教育委員会が今後新たな標準服の導入を正式に決めれば、2020年4月以降、各学校の判断で制服の着用が可能になるということです。

 

なぜ今、標準服を見直すことになったのでしょうか?

70年近くにわたり福岡市立の標準服は男子は詰襟、女子はセーラー服で今もほとんどの学校で生徒たちが着用しています。

ところが、時代の移り変わりと共に見直しを求める声が生徒らから大きくなりました。

その理由の一つが、近年の気温の上昇です。

温度調節のしやすさや動きやすさなどが求められるようになりました。

また心と体の性が一致しない性的マイノリティーの配慮もあります。

2019年1月には実際に生徒たちが4種類のサンプル服を試着して着心地や機能性について意見を出し合いました。

 

中学校 標準服の着心地とデザインは?

その後も福岡市教育委員会は6つの中学校で展示会を開くなどして新たな標準服の選定を進めてきました。

 

・上着はかなり軽いのでずっと着ていても疲れにくそうだと感じます。

・椅子に座っても生地が柔らかいのでもたつくなどなく着心地いい。

という感想がきかれました。

 

こだわりはネクタイとリボン。

博多献上柄をモチーフにしたデザインになっています。

冬は暗くなるのが早いので冬服の袖口には反射材。

更に胸元のポケットですが、学校の中では胸元に名札をつけますが、登下校時は防犯上心配なので名札をつけたままポケットの中に入れ登下校することができます。

福岡市教委 生徒指導課

サラリーマン

時代の流れを受けながら、その状況に合わせて服装やものの考え方、行動を変えていくことが必要です。

これから長く子どもたちに愛されるように、子どもたちが好んで使えるようにしていかなければならないと思います。

 

まとめ

女子もスラックスやスカートも選べるし、キュロットタイプというのがびっくりしました。

自分の中学時代のことを考えると、寒さ対策としてスカートの下に体操ジャージを着ている人が結構いました。

見た目はカッコ悪いけど、こうしたキュロットタイプは見た目もいいですね。

自転車に乗るときや掃除でかがんだ時もあまり気にしなくていいかなと思います。

その日の活動だったり、あるいは気分によって選ぶことができますね。

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