テントで営業しているフランス料理店「総州」(福岡県久留米市中央町)は4年前にオープン。
JR久留米のすぐ近く、隠れ家風のお店の目印はフランス国旗と同じトリコロールカラーのテントです。
お昼時、ちょっと中を覗いてみると、賑わっています。
既に満席です!予約がおすすめですね。
本格的なフレンチが気軽にリーズナブルに楽しめると、口コミで広がり今では人気店となりました。
目次
フレンチ屋台 総州のランチメニューは?
思わず笑みがこぼれる至福の料理が提供されます。
小さなお子さん連れやベビーカーでの入店もOKだそうです。
お得なランチメニュー
- メインが選べるランチビュッフェ 1,350円(税抜)〜
フォアグラなどからメインが選べます。
- 日替わり限定ランチ(ビュッフェ+ドリンクバー付き)は、1,150円(税抜き)
- お得な平日限定ランチミニコース(90分付き・数量限定)1,850円(税抜き)
オマールエビのポワレ&本日のパスタビュッフェ+ドリンクバー付き
- バラ肉赤ワイン煮込みコース(要予約)2,500円(税抜き)
ビュッフェ
お食事5品
ソフトドリンクバー付
- 小学生 1,000yen (小学生未満は無料です)
選べるパスタ又は、柔らかハンバーグ
ビュッフェ
ドリンクバー 含む
アラカルトメニュー 各種300円(税抜)
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- 1日数量限定!フォアグラ
- 名物極フィレカツサンド
- 人気のフレンチ唐揚げ
- グリル料理
- パスタなど
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ビュッフェ
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- フレンチおでん
- グラタン
- フリット
- 唐揚げ
- じゃがじぃ
- 野菜サラダなど
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ビュッフェの人気メニューは、オマール海老で出汁をとったフレンチおでん。
味はもちろん、ボリュームも満点です。
デザートメニュー
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- ボン・パフェ 600円(税抜き)
- 焼きリンゴのバニラアイス添え 600円(税抜き)
- デザートの盛り合わせ 500円(税抜き)
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※プラス150円でコーヒー付
ドリンクメニュー
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- 日本酒
- 焼酎
- ワイン(こだわりあり!)
- カクテルなど
- ソフトドリンク
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テイクアウトメニュー 名物極フィレカツサンド ¥920
お店のPRをしようと1年前に始めたのがインスタブラム。
それまでガラケーだったそうですが、スタッフにスマホの操作を教えてもらい料理の画像をアップし続けました。
現在、なんとフォロワー数が1万8千人。
遠方からのお客も増えたそうです。
フレンチ屋台 総州 アクセスと営業日・営業時間
TEL | 0942-39-3423
※ご予約がおすすめです。 |
アクセス | JR久留米駅より徒歩約4分 |
住所 | 福岡県久留米市中央町14-16 |
営業時間 | ランチタイム11:30〜15:00(L.O 14:30)
ディナータイム(火・水・木・日) ディナータイム(金・土・祝) |
定休日 | 月曜 |
駐車場 | 店舗右隣りに駐車場あり(14台)エアコン完備 |
フレンチ屋台 総州にはソファー席やテラス席も!全50席
座席数 | 50席 |
カウンター席 | 2席 |
テーブス(6人用) | 2台 |
ソファー席 | 12名 |
室内テラス(4人用) | 3台 |
Wi-Fi 使えます! | dr3skrt4d5fcx |
フレンチ屋台 総州の高山鎌次シェフ 料理歴は?
お店を営むのはフランス料理歴35年の高山鎌次さん。
実はオーナーシェフの高山さん自身もテントでフランス料理店をやるとは夢にも思っていなかったそうです。
高山シェフ
見てのとおり屋台なんですが、私の中ではフレンチは格式ある所。
フレンチはそうあるべきと修行していた。
高山さんは福岡の名店こじま亭をはじめ、京都・ブライトンホテルなどでフランス料理の腕を磨きました。
高山さんが駆け出しの頃の1980年代は、フランス料理が一気に一般に広がった時期。
当時の厨房は毎日が戦場のよう。
決して甘くはない修行の日々が続いたそうです。
経営の危機から起死回生の大ヒット〜どん底からの転機とは〜
オーナーシェフ高山さん自身も考えさえしなかったこのお店ができたのには、様々な理由があったのです。
8年前のある日、高山さんが京都のフランス料理店に勤めているとき久留米のお父さんが倒れたと連絡がありました。
実家は小さな食堂です。
お父さんが倒れたあと、お店は休業状態でした。
実は、高山さんが中学生のとき母・エイコさんは病気で他界。
実家の食堂は、父・和昭さんが切り盛りしていました。
京都での仕事は順調そのもの。
久留米に帰ってきても一体どうしたらいいのか、複雑なおもいがあったのです。
しかし、お父さんが倒れた数ヶ月後、姉の佳代子さんに母親の同じ病気が発覚。
高山さんはすぐに京都のフランス料理店を辞めて久留米に帰りました。
高山さんが中学生のとき 母・エイコさんが他界
2012年 姉・佳代子さんが他界
2013年 父・和昭さんが他界
でも、実家の食堂はフランス料理ができるような店舗ではありませんでした。
久留米に帰ってきて3年(2013年)、実家の食堂でなにかお店ができないかと始めたのがフランス料理とはかけ離れた持ち帰り専門の唐揚げ店「総州」。
フランス料理の技法を取り入れ味も評判になりましたが、経営はとても難しく苦しい生活が続きました。
それがお客さんからのある一言で一変します。
食べられる場所を作ってほしいな〜。
フランス料理をしてたでしょ!?
高山さんは一大決心します。
しかし、奥様は・・・
奥様
唐揚げ店をオープンする時にかなりお金は使っていたと思います。
駐車場だった場所でフレンチができるのか不安でした。
最初は消極的で、やめてもらえないかなと思いました。
すでに貯金も残りわずかでした。
そこでひらめいたのがなんとテント。
肩肘張らずに気軽にフレンチが楽しめるようにと考えたんです。
それは同時に実家の食堂を残せる方法でもありました。
そして、2014年フレンチ屋台「総州」オープン。
店舗の設備費用を抑えることで、フランス料理をリーズナブルな価格にしました。
久留米まちゼミでフランス料理教室
高山さんは、久留米の商工会が行っている料理教室では講師として無償参加。
地元にフランス料理の魅力を発信しています。
更に、こんな方との出会いもありました。
久留米市で農家を営む大和農家の久冨大和さん。
地元では珍しい西洋野菜の栽培にも挑戦し、インターネットでも販売。
新鮮な野菜が地元で仕入れられるよう、高山さんは提携農家さんを探していたのです。
高山シェフ
フレンチ屋台総州をオープンする半年前に父親は亡くなりました。
父親は亡くなったけど、一緒に仕事ができている感じです。
心の中で生きている、一緒にやれるという気持ちです。
今夜もテントに賑やかな明かりが燈ります。